工事台帳テンプレート【無料Excel】原価・粗利を工事ごとに自動計算

工事が終わってから請求書を集めて計算すると、思っていたより粗利が残っていなかったことに引き渡しのあとで気づきます。どの工事で、どの費用が予算を超えたのかが分からないままだと、次の見積もりでも同じ値付けを繰り返してしまいます。
工務店のミカタの工事台帳テンプレートはExcel形式で、請求書や作業日報から原価の明細を書き写すと、材料費・労務費・外注費・経費ごとの実績と、原価の合計・粗利・粗利率が自動で出ます。
工事の前に実行予算を入れておくと、予算を超えた区分は差額が赤字で表示されます。
本記事では、台帳の中身と、工事の途中で原価を確かめる使い方を解説します。

工事台帳テンプレート(Excel)
工事ごとの売上と原価を記録して粗利を出すExcelの書式です。空欄の台帳と記入例、複数の工事をまとめる一覧のシートが入っています。
収録内容
- 工事台帳(A4縦1枚・明細30行)
- 記入例(外壁・屋根の塗装工事)
- 工事の一覧のシート(30件)
- 区分ごとの集計と粗利率の自動計算
工事台帳テンプレートに入っている項目
| 欄 | 書くこと |
|---|---|
| 工事の情報 | 工事番号・工事名称・施主名・工事場所・着工日・完成日・担当者 |
| 売上 | 請負金額と追加・変更工事の金額(税抜) |
| 実行予算 | 材料費・労務費・外注費・経費の区分ごとの予算 |
| 原価の明細 | 日付・区分・支払先・内容・金額・支払日 |
| 集計(自動) | 区分ごとの実績、予算との差額、原価の割合、粗利、粗利率 |
原価の4つの区分は、建設業の決算書で使う完成工事原価報告書と同じ分け方です。大工さんや職人さんに外注している工事は外注費、自社の社員が現場で作業した分は労務費に入れると、決算のときに台帳の数字をそのまま使えます。

工事台帳で粗利を管理する使い方
着工前に実行予算を入れる
見積もりの原価をもとに、区分ごとの実行予算を入れてから着工します。
記入例では材料費の実績が予算を8,000円超えていて、差額が赤字で表示されています。
工事の途中で台帳を開けば、残りの工事でどこを抑えるかを判断できます。
残りの工事の段取りを日付で確かめる書式は、工事工程表テンプレートで解説しています。
自社の職人の手間は作業日報から労務費に入れる
自社の社員の手間は請求書が出ないので、台帳から漏れやすい費用です。工事日報テンプレートの人数と日数から「2人×5日」のように計算して、労務費の行に書いてください。
引き渡しのあとに一覧へ写す
工事が終わったら、売上の合計と原価の合計を工事の一覧のシートに写します。
粗利率が並ぶので、外壁塗装・水回り・新築のように工事の種類ごとに利益の出方を比べられます。
見積書の作り方は工事見積書テンプレートで解説しています。
よくある質問
金額は税込と税抜のどちらで入れますか?
売上も原価も税抜で入れてください。消費税を含めると、粗利率が実際より高く出ます。
明細の行が足りないときは?
明細の最後の行の上で行を挿入してください。区分ごとの集計と明細の合計の式は、挿入した行も含めて計算します。
無料 書式ダウンロードフォーム
メールアドレスだけでダウンロードいただけます。
提供
| サイト名 | 工務店のミカタ |
| 運営会社 | ミカタ株式会社 |
| 住所 | 〒101-0047 東京都千代田区内神田2-15-2 内神田DNKビル5F |


