最近見かけなくなった YouTube や Instagram を使ったリモート現場見学会

以前と比べると見かけなくなった営業手法はいろいろあるでしょう。
その中の1つとして、YouTube や Instagram を使ったリモートによる現場見学会が挙げられるかもしれません。
勘違いしないで欲しいのですが、これらの手法がダメだとか意味がないとかではありません。
ピークと比べると落ちてきたな、というだけの話です。
どんなことでもそうですが、ある手法が流行ると他社も一斉に真似をします。
しかし、それがよほどの効果を上げない限り、一巡すると皆さん忘れてしまいやらなくなります。
しかし、どんな営業方法もそうですが、爆発的な効果を上げるということはそうそうないでしょう。
今回のコラムの趣旨は、一時ほどやられなくなったこの手法を再度見直してはいかが だろうか、というものです。
様々な会社が住宅関連の営業手法セミナーを行っていますが、いずれも常に新しいネタをどんどん供給しています。
これはこれでいいのですが、いくらなんでもこんなに都合よく、新しい手法がどんどん出てくることに疑問を持つのは私だけでしょうか。
最近見かけなくなった YouTube や Instagram を使ったリモート現場見学会
むやみに新しいものを追うのやめたほうがいい
私はいつもこう思っています。
ポイントは〝むやみに〟ということ。
新しいものでも、これはいいと思ったら即座に取り入れるべきだと思います。
しかし、1つのことをやるとすぐに飽きてしまい、また何か新しいものを探し回ることはやめたほうがいいと 私は考えています。
ここまで書いて、ある人物を思い浮かべました。
東京都知事選で有名になった藤川さんという方がいますが、選挙の神様と言われています。
165万票を取った石丸陣営を応援したのですが、こんな 後日談が目に止まりました。
「石丸君には色々とアドバイスをした。例えば政治団体を作って次に備えた方がいいよ、などと言ったのだけども、なかなか彼は聞いてくれないんだよね。意見が合わなくて今回の都議選では離れたんだけども、ただ彼に教えてもらったこともある。それがネットの活用であり YouTube の活用ということ。私の概念にはなかったものだが、時代は明らかに変わったと思ったので、私もこれを積極的に推進するように方向転換をしたわけさ」
今回の東京都議選では石丸新党を応援しないと宣言した 藤川さんですが、ネット選挙の優位性は彼から教えてもらい、いいと思ったので即座に取り入れたと言っています。
引用が長くなりましたが、住宅営業で私が言いたいことはまさにこれなのです。
現場見学会ライブ配信は面白い
話を戻しましょう。
現場見学会は文字通り、お客さんが新築の現場に行ってそれを営業社員が案内するイベントです。
しかし、コロナの世の中がリモート技術を一般化したおかげで、我々の世界も新たな現場見学会を開催できるようになりました。
コロナで実際に顔を合わせることができない、という社会的な事情も加わり、ネット配信で現場見学会を行うやり方が一気に広まったのです。
ところが、コロナ終息後「やはり人間同士が顔を合わせて現物を見ないとダメだよね」となり、皆さんやらなくなりました。
確かに顔を合わせるべきですし、実物を目で見て確かめる方が良いに決まっています。
リモート現場見学会〝も〟行えばいい
皆さんもこう思いませんか。
リモートという最高の武器を忘れてはいないでしょうか。
リアルの現場見学会は絶対必要ですし、やらなくてはいけないと私は考えていますが、それをやるからと言って リモートを中止する理由にはなりません。
リアルの現場見学会をやりながら、リモートを併用するのが最高の営業手法になるのです。
リアルの現場見学会で集客を増やす工夫やWEB配信の実例は、構造現場見学会の集客事例で解説しています。
世の中の働き方改革もあり、長時間労働が難しい状況になっていますが、ちょっとだけ残業してこんなことをやるのもありじゃないでしょうか。
夜間リモート現場見学会
一般的に現場見学会は土日の昼に行います。
朝10時から夕方5時までが目安となりますが、このコラムを書いている2月の上旬であれば、空が薄暮の様相を見せたあたりでイベント終了となります。
ここからさらに時間を経て、6時半あるいは7時となれば外は真っ暗になります。
暗くなったところで、家の中に照明を全て灯してリモート現場見学をやるのも面白いと思いませんか。
面白い理由は簡単明瞭です。
お客さんが普段参加する現場見学会は、ほぼ全てが中間開催でしょう。
しかし、実際に家を建てて住むからには、照明を灯した夜の家がどうなるかを見学したいという気持ちがあるはずです。
夜の家の内観はもちろん、外観も昼間では絶対見られない様相を呈しますので、お客さんにとって極めてメリットがあります。
これをリアル現場見学会で行う手もありますが、住宅密集地で近隣に家があると、夜にイベントをやることが迷惑になってしまう可能性もあります。
しかし、営業社員が家の中でカメラを回しながら話すのであれば問題ないでしょう。
車の駐車も心配する必要はありませんし、子連れの場合子供が騒ぐことに気を揉む必要もありません。
集客に関して全て SNSで行えば 集客 経費は0円で済みます。
参加者が少なくても、痛手はほぼありません。
告知にはコツや テクニックがありますが、リモートはお客さんが参加しやすいとのメリットがあります。
これは現場に行かなくても気軽に見れるということはもちろんですが、事実上の匿名で参加できることに大きな意味が存在するのです。
私はこのような Instagram によるリモート現場見学会に何回も参加しましたが、主催会社は私のことを一般的なお客さんだと認識していたはずです。
住宅コンサルタントをしてることをインスタには掲載していませんし、住所もどこにも書いてありません。
さらには、これは完全な私の趣味のアカウントであり、 アイコンに使ってる写真も、海外旅行に出かけた時の私服の自分の姿です。
仮に自分の名前をここに使っているとしても、住所までは分からないので何の問題もないのです。
お客さんとしては、自分の情報を知られずに覗いてみたいと考えるものです。
こう考えるとインスタのリモート配信は、実に理に適っているとは思わないでしょうか。
他社がやらない今こそやるべきインスタ 配信
結論はこうなります。
あちらこちらでインスタによる現場見学会リモート配信が行われた時代は終わりました。
参加する側も選択肢が多かったので、当然参加率が低下しました。
しかし、ここまで述べてきたように、明らかにインスタ 現場見学会の開催が減っています。
これ以上は書かなくてもお判りだと思いますが、だからこそ皆さんの会社で積極的に行うべきなのです。
どんなことでも同じですが、みんなが一斉に飛びつく時は需要と供給のバランスが乱れます。
しかし、そのブームが去っても、地道に開催する会社が生き残るのです。
これから家を建てる人にとっては新鮮なイベント
コロナ真っ只中の2020年から2021年あたりは、インスタによるイベント開催がピークでした。
ここで、冷静に考えてほしいことがあります。
2026年から2027年あたりに住宅を購入する人が、2020年に行われたインスタライブ配信を見たとは考えにくいでしょう。
ですから、その人たちにとっては、今あなたの会社が行うインスタ ライブ配信は非常に新鮮に映るのです。
これが急所とお考え下さい 。
我々の営業活動でも同じですが、日頃からヒートショックの危険性をお客さんに言い続けていると「ヒートショックなんてことは、お客さんはみんな知ってるよな」と勘違いを起こします。
あなたは何十回何百回と口にしているので新鮮味がなくなっていますが、あなたが接客するお客さんは毎回違う人であることを認識しましょう。
この理屈を分かっていないと「今更リモート現場見学会 なんて古いよな」と大きな勘違いをしてしまいます。
まとめ
今回は Instagram を例に出しましたが、YouTube でも構いません。
YouTube のリアル配信も Instagram と全く同じやり方でできますので、ぜひ皆さんチャレンジしてみてください。
私は自分のチャンネルを持ってるので YouTube に関しては熟知していますが、ライブ配信は非常に簡単です。
ハードルが高いのは最初だけ。
ここだけ誰かにやり方を聞いて練習をしてみましょう。
そして、告知をして本番に臨みましょう。
私はこのようなことについてもお手伝いしていますので、興味のある方は弊社までお問い合わせください。



